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Air Warrior(エアウォーリア、略称AW)は、(少なくとも民生用としては)世界初のMMO(Massively Multiplayer Online)となるコンバットフライトシミュレータである。 1986年、Kelton Flinnと彼の会社Kesmaiによって開発された。当時はまだインターネットが一般的では無かったため、通信対戦はパソコン通信GEnieを通じて行われていた。 当初のAir Warriorは、アップルのマッキントッシュ、コモドールのAmigaとアタリのAtari STで動くワイヤーフレームのゲームであった。課金は、1時間あたり$10であった。 1993年には、グラフィック等を強化し、SVGAに対応した『SVGA Air Warrior(略称SAW)』がリリースされた。 1996年にWindowsに移植した『Air Warrior for Windows(略称AW4W)』、1997年初頭にINTERACTIVE MAGIC社から『Air Warrior II(略称AWII)』、1997年後半に『Air Warrior III(略称AWIII)』を、最終バージョンは2000年にリリースされた『Air Warrior III Millennium Version(略称AW:MV)』があった。 第二次世界大戦時に活躍した軍用機、軍用車輛を操縦しオンラインで対戦を行うことが出来る。 フライトモデルは単純であるが、当時は他のフライトシミュレータも同じようなものであった。しかしながら、他のフライトシミュレータが進化していく中で取り残されていった。 == 概要 == 戦闘機での空戦だけでなく、爆撃機による戦略爆撃や輸送機による占領など、ゲーム内容としては、現在のAces HighやFighter Aceなどと較べても遜色ないものであった。A国(アイコンが青)、B国(アイコンが赤)、C国(アイコンが緑)の3カ国によって領土争いが行われる。 爆撃機は各ポジション全て別のプレイヤーが操作する(銃座を操作するには他のプレイヤーの協力が必要)ことになるため、一人で爆撃機を操作する場合は全く防御火器が無い状態となった。都市、精油所、工場にはAI機が哨戒しており、これらが破壊されると基地の復旧が遅れることになる。 基地は、滑走路に対して5分以内に8発の爆弾を命中させることで破壊できる。基地の滑走路が破壊されると一定時間その基地からは出撃できなくなる。 基地を占領するには、5分以内に管制塔と周辺の固定防衛施設を破壊した後、C-47輸送機によって、8人の空挺兵を基地から0.5マイル以内に降下させる必要がある。 友軍機を誤射すると警告が表示され、友軍機を撃墜した場合にはペナルティが与えられた。24時間以内に友軍機を撃墜したプレイヤーには、以後24時間は弾薬の補給が行われなくなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Air Warrior」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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